2013年03月01日
芸術制作に取り組む方に朗報です。
京都イノベーションオフィスのお隣(うら?)にある京都芸術センターでは本日より制作室の使用者を募集されます。使用期間は2013年10月1日(火)から2014年9月30日(火)までの連続する3ヶ月までです。使用時間は午前、午後、夜間の3の区分に分かれています。そして気になる
使用料金はナント無料!!こんな有難い話はなかなかありません。
使用資格には条件があり芸術家の方に限られますが、芸術作品の制作や稽古場を探している方は必ず応募しましょう。応募期間は3月31日(日)までです。
京のええとこ | 08:24 AM | comments (x) | trackback (x)
2013年02月10日
京都御所のすぐ東にある同志社創立者新島襄とその妻八重が暮らした新島旧邸。NHK大河ドラマ「八重の桜」の影響で、見学者が急増しているそうです。
新島旧邸は京都市指定有形文化財で、木造2階建、和洋折衷の作りです。瓦屋根にふすまや箱階段があるかと思えば、バルコニーや暖炉があり椅子とテーブルが設置されています。
それまで京都御所の一般公開期間と春秋に週3日公開していましたが、昨年9月から今年末までは火曜日をのぞき週6日公開されています。何年か前にここを訪れた時は見学者もまばらでしたが、今では観光ツアーや団体予約も多く入場を断る日もあるとか。事前予約が必要になり、予約上限は500人です。
同志社大学のホームページhttp://kyutei.doshisha.ac.jp/reserve/index.htmlからもう申し込めます。でも現在建物2階への立ち入りは禁止されていますが前は見学出来たはず、大河ドラマが終わったらまた2階を見学出来る様になるかもしれないので、ブームが去った後にゆっくり訪れる方が懸命かもしれませんね。
京のええとこ | 09:08 AM | comments (x) | trackback (x)
2013年02月03日
本日は節分です。
壬生寺では厄除け護摩祈祷が本堂内で終日厳修され、年齢によって厄除けを祈願する星祭祈祷や昇殿祈祷も行われます。また境内では素焼きの炮烙に願い事を書いて奉納するという壬生寺独特の風習もみられ、それらは壬生狂言の序曲である炮烙割でことごとく割られます。この炮烙を奉納した人は、その年の厄災を免れて福徳を得るという信仰があります。
本日は厄除け鬼払い壬生狂言上演されます。人間はマメになること(勤勉に精進すること)で、鬼のような不幸を追い払い、福徳を得ることが出来るという筋書きで、節分の豆まきをユーモラスに表現します。 上演時間は午後1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8時からの8回で、拝観は無料です。
また明日4日は、午前10時から本堂前に供えてあった鏡餅を用いた招福ぜんざいも振舞われます。ぜんざいは幼少の頃壬生寺で修行した一休禅師が名付けたといわれ、お地蔵さまにお供えした餅を力餅として頂き、この一年間の無病息災を祈願します。
京のええとこ | 08:03 AM | comments (x) | trackback (x)
2013年01月29日
京都イノベーションオフィスが位置する蛸薬師通り。かつてはこの通りの先、堀川の手前に本能寺がありました。そう、あの戦国武将織田信長終焉の地である本能寺です。現在本能寺は寺町御池にありますが、本能寺の変で堂宇消失後に豊臣秀吉の命で移転したものです。
この地には長く本能小学校がありましたが、例によって1992年に廃校になり、現在は京都市の特別養護老人ホームや堀川高校の学舎などが建っています。信長が定宿にしていた頃の大伽藍の面影は全く無いので、前を通ってもそれとはなかなか気付きません。唯一この写真の碑がその歴史をひっそりと教えてくれています。
京都イノベーションオフィスにお越しになったついでに少し足を伸ばして蛸薬師通りを西に下り、あの有名な戦国武将に思いを馳せ歴史ロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。
京のええとこ | 08:00 AM | comments (x) | trackback (x)
2012年12月13日
京都にもこんなにクリスマスのイルミネーションが綺麗な所があったのですね。しかも、人影はほとんどなく、運が良ければ誰かとふたりっきりになれるかも....
京都イノベーションオフィスからは自転車で15分といったところでしょうか。
ここは、両替町通りを丸太町から少し北にあがった、平安女学院のイルミネーションです。
早速今夜にでも行ってみられたらいかがでしょう。
京のええとこ | 11:25 AM | comments (x) | trackback (x)
2012年11月22日
京都イノベーションオフィスが面する蛸薬師通り、その由来となったのが新京極蛸薬師にある正式名称浄瑠璃山永福寺、通称蛸薬師です。この寺が二条室町にあった頃、付近に池があり水上薬師又は澤薬師と呼ばれ、それが訛って蛸薬師になったと言われています。また、一説には善光という僧侶が戒律に背いて病気の母のために蛸を買って帰り、その母の病気が薬も飲まずに全治したとの伝説から蛸薬師と呼ぶようになったとも言われます。
薬師如来は病苦などから人々を救うため12の大願を立てた仏様で、無病息災、病気平癒などを願い薬師如来をまつる京都市内12寺院を巡る京都十二薬師霊場が平安時代より盛んに行われていました。霊場の呼び名と札所は時代によって変わり、江戸時代天明の頃に現在の十二箇寺になりました。その後、機会は減少し約80年前御詠歌の本を出版したのが最後の共同事業となっていましたが、平成24年5月12日に新たに復興しました。
チラシ2万部を発行し旅行業者にもPRしたところ、参拝者が2割以上増えた寺院もあり、当初年間1000部と見込んでいた納経帖も既に1000部増刷したそうです。御朱印は、各寺院午前10時から午後4時まで受け付けています。四国の八十八箇所巡りに出掛けるのはなかなか大変ですが、京都市内で簡単に回れる京都十二薬師霊場、是非お出掛けになってみてはいかがでしょう。
京のええとこ | 08:00 AM | comments (x) | trackback (x)
2012年10月28日
昨日から京都府庁の秋の一般公開が始まりました。
京都府庁旧本館は明治37年に竣工した日本最古の現役官公庁建物で、昭和46年まで京都府庁本館として利用されていました。現在も執務室や会議室として使用されており、平成16年には国の重要文化財に指定されました。ルネサンス様式の美しい外観とは対照的に、建物内部には和の技術が巧みに取り入れられ、工芸品の趣の感じられる内部意匠には一見の価値があります。格天井や大理石にタイルを組み合わせた豪華な暖炉のある旧知事室などが見学出来ます。でも、ちょっと裏に回ると京都府が予算不足なのか館内の痛みの激しさも実感します。
一般公開期間中、旧本館内では全国きものデザインコンクールや、この催しのチラシの原画である杉板京友禅作品展などが開催されている他、音楽ステージやガイドツアー、お茶席、絵手紙教室なども企画されています。
開催期間は11月11日(日曜日)まで、時間は午前10時から午後5時までです。
京のええとこ | 01:10 PM | comments (x) | trackback (x)
2012年09月16日
先日ご紹介した梨木神社は、別名萩の宮ともいわれ京都を代表する萩の名所です。この時期、参道から社殿前まで萩の花が咲きみだれます。萩は万葉の時代には最も愛された秋草で、字もくさかんむりに秋と書き、漢字の字体にならって日本で作られた国字だそうです。
萩には赤い花と白い花がある様ですね。
毎年9月に萩まつりが行われますが、今年は明日17日(月)と次の週末22日(土)、23日(日)の3日間催されます。狂言、神楽、日舞などの奉納、抹茶席・煎茶席などもあります。お彼岸の一日、萩を愛でにお出掛けになってみてはいかがでしょうか?その際、名水を汲むためのペットボトルをお忘れなく!
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2012年09月09日
先日、消防法で定められた建物の防火管理者に必要な甲種防火管理新規講習を受講しに、西九条にある京都市市民防災センターへ行って来ました。講習は2日間ですが、昼休みはたっぷりあるし終了も早いので、空いた時間で防災センターの中も見学して来ました。
建物は4階が講習室で、1階から3階までが見学施設になっています。京都大地震をシミュレートした3D映像の鑑賞、防災学習ミニゲームや放水ノズル型のコントローラーで消火・救出をめざすゲームプレイ、地震、強風、避難、通報、などの体験コーナーがあります。救急の日に是非体験したい応急手当体験コーナーもあります。私は最強レベルで地震と強風を体験してみましたが、どちらも想像以上の激しさでした。震度7の地震はもちろん、風速32メートルの強風もとても真面に立っていられません。出来れば消防ヘリコプターの操縦シミュレーションや浸水時のドア解放体験もしたかったのですが、時間がありませんでした。
私が研修で訪れた時は、平日ということもあり中はすいていました。学校の校外学習などの時はきっと混み合うのでしょうが、普段これだけの施設を遊ばせているのはもったいないですね。入館料は無料で、一日遊べる、いえ学べる場所ですが、お役所だけに宣伝をしていないこと、地下鉄だと十条駅から18分と不便なことが災いしているのでしょうか。でも、ここはお勧めです。遊びながら防災意識も高まる一石二鳥の施設です。特にお子さんのいる方は絶対行くべし。
ところで、京都イノベーションオフィスが入居するヒライビルは消防法を遵守していますので、ご安心下さい。
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2012年08月27日
週末に京都御所内にある京都迎賓館を参観して来ました。
京都迎賓館は日本の歴史、文化を象徴する京都で、海外からの賓客を迎え、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に建設した国の迎賓施設だそうです。日本の伝統的な住居である入母屋屋根と数奇屋造りで、築地塀を巡らせています。建具、表具、畳、錺金物、竹垣などに京都を代表する伝統技能者の技を活用し、西陣織や蒔絵、漆などの伝統的技能を凝らした多くの調度品が配置されています。
この迎賓館は普段は非公開ですが、通常訪れる賓客も少ないこの暑い8月に、事前の申し込みにより見学出来ます。内部にはボランティアスタッフの方々が随所に立たれ、詳しい説明もしていただけます。
この施設は平成17年に完成し、現在までに77組の来賓があったそうです。月平均1組弱ですね。利用頻度として少ない気もしますが、室町の呉服屋さんがどんどん廃業するのを目の当たりに見ていると、こうした施設を作って伝統技能を継承していくことに価値があると思います。ただし、この技能は外国の方々だけでなく、日本人にこそアピールして欲しいので、見学の機会はもっと増やしていただきたいものです。
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