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トーマツベンチャーサポート株式会社の主催で、京都で始めて 「Kyoto Evening Pitch」が開催されました。



Evening Pitch とは、先日NHK朝のニュースで扱われたのですが、ベンチャー企業が、投資家、提携先を探している大企業担当者、金融機関などの支援者の方々に対して、事業に対する思いや、状況、課題をプレゼンテーションして、参加者の質問や、その後の名刺交換などを通じて、支援者とベンチャー企業とをマッチングするためのイベントです。

今回同じイベントが京都で始めて開催されるということで、参加してきました。

初回参加企業は、4社。
①光ファイバーセンサー技術を利用した計測事業。
②HTML5技術を活用して、大量のPC教育用コンテンツをタブレット、モバイル環境へ変換しようとする事業。
③京都ならではの、京都大学iPS細胞の研究成果を活用したもの。
④そして世界中の展示会を軽量、安価、スピーディーにサポートする事業。
どれもユニークな事業で強みは明確と感じられ、将来楽しみなものばかりでした。

ニュースで報道された東京での同イベントは、様々な成果を生んでおり、大企業とベンチャーとの提携が進んでいるようです。これから京都でも定期的に開催され、成果につながっていくと思います。

京都いのべーしょんオフィスの会員企業の方にも今後このPitchに参加していただき、飛躍につなげられるよう支援していきます。





起業 | 10:13 AM | comments (x) | trackback (x)
平成26年度京都商工会議所 創業塾でご一緒した、上嶋秦範さんが、5月24日 「あいつのラーメン かたぐるま」 をオープンされました。

オープンされて5日目、5月28日、創業塾で講師を務められた稲垣祐輔先生と、お店へ伺ってみました。

場所は、下京区御前通り花屋鋪の交差点角にあるので、直ぐにわかりました。



お店を訪れた時間は13:30お昼のピーク時間も過ぎたので、すいているかと思ったら大間違い。店に入ると12席のカウンターは、満席。他に5人の方が待たれており、大盛況です。奥を見ると、上嶋さんが忙しそうに働かれています。店で働くのは、上嶋さんともう一人女性の方とお二人で運営されていました。



以下の写真は、ラーメンをお客様にお出しする前に、スープを温められているところです。こちらもお店では、ラーメンの注文を聞いてから、スープはその都度注文数分の味を整え、温めて出されているようです。



ラーメンのメニューは、「濁とん塩ラーメン」と「こくとん塩ラーメン」、つけ麺もあるのですが、手間がかかるので、1日限定20食とされています。先にカウンターに座られた方が注文されましたが、既に売り切れとのことなので、ご一緒した、稲垣先生とそれぞれ、濁とん、ごくとんを注文しました。



私は濁とんをいただいたのですが、とても濃厚な食感ながら、上品な味わいを出されており、生まれて初めてのタイプのラーメンでした。麺も自家製で極太ながら、食べやすかったです。非常にインパクトのあるラーメンで、是非また食べたくなるラーメンです。

稲垣先生も無心にラーメンを食べられています。



私達が店に入り、食べ終わって出るまでの時間は、約20分。営業時間は14:00までなのですが、13:50店を出る頃もまだ新しくお客様が来られ、何人も並んでおられました。オープンされて特に広報・宣伝されてないのに、この盛況ぶりは、凄いです。

これも創業までの修行時代も含めて、入念な準備と緻密な事業計画の賜物です。創業塾受講中も熱心に講師の話に耳を傾け、課題である事業計画書を真剣に作成されていた様子は同期の中でも、際立っていました。

子供達にも事業に打ち込む自分の背中を見て育って欲しい。そんな強い思いを持って創業に臨まれた上嶋さんを、応援していきたいと思います。




起業 | 09:23 AM | comments (x) | trackback (x)


ミドリムシの大量培養に成功し、マザーズ上場を果たした株式会社ユーグレナ社長出雲充氏の問いかけです。今まで何千人という人々に問いかけて、答えられたのはふたりだけだそうです。答えは北岳ですが、世界に知られた富士山と比ぶべくもない低い知名度です。

先日触れた日本で一番古い会社も、金剛組と答えられる方は多いでしょうが、2番が池坊と答えられる人もほとんどいないと思います。ベンチャービジネスの騎手である出雲氏曰く、「1番にこだわる」ことが大切で、「Winner takes all」で利益は2番、3番となるにつれ、どんどん減っていくというものです。IPS細胞の山中伸弥氏も、「他の人がやっていないことに挑戦しよう」とおっしゃっているそうです。

とはいえ、例えば成功率が1%しかないことには、なかなか挑戦できませんよね。でも、おふたりとも挑戦のほとんどが失敗とのことです。ただし、例え成功率が1%であっても、2回目にはその確率は1.99%に、50回目には39%に、さらに100回挑戦すれば63%の成功率になるのだそうです。そして459回挑戦することが出来たなら、その成功率は99%になるそうです。

あきらめなければ失敗はなく、あきらめた時が失敗した時というのもよく言われる言葉ですが、あきらめずに459回挑戦し続ける根性があることがベンチャービジネス成功の秘訣の様です。

出雲氏も全く売れないミドリムシを、3年かけて500社以上に営業をかけて、やっと伊藤忠商事に初めてのお客さんになってもらえたそうです。伊藤忠商事がミドリムシを販売してからは、それまで全く売れなかったユーグレナと同じ商品にもかかわらず、バカ売れしたのだとか。

500社に断られても折れない心がビジネスの成功には必要なのですね。ちなみに、出雲氏はミドリムシはキャベツに付いている青虫ではなく、ワカメや昆布と同じ藻類の仲間であることを強調されていました。でもミドリムシは植物と動物の両方の性質を持ち、野菜、魚、肉に含まれる59種類の栄養素を摂ることが出来ます。ミドリムシから作ったバイオジェット燃料ならば飛行機を動かすことも可能です。

起業 | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x)
先日開催された事業創造研究会
(こちらの記事をご覧ください http://www.ki-office.co.jp/info/e269.html
において、同志社大学大学院ビジネス研究科児玉俊洋教授から、重要な問題提起がなされました。

京都は、大学及びその関係する研究機関が多数あり先端的な研究が多くなされています。特に昨年ノーベル賞を受賞された山中先生が中心となってすすめておられる再生医療分野では、多くの研究者が京都にはおられます。京都や日本の発展には、再生医療分野での事業創造はとても重要で、これら研究者の研究成果を実用化、商用化していくためには、試作品の製作や、製造のための様々な器具、そしてものづくり技術者の支援が必要です。京都リサーチパークを始めとして、様々な産業支援組織も研究者とものづくり企業のマッチングを積極的にすすめておられます。これは非常に重要な取り組みであり、積極的に取り組まなければならないことですが、児玉先生からの問題提起とは・・・。

研究者、ものづくり企業のマッチングといった産学公連携事業の先に来る、事業化に必要な資源として、起業家の存在があるということ。そしてこの起業家はいったいどこにいるのだろうかという指摘でした。

この文章を読んでおられる皆さんにも問いかけます。起業家はいったいどこにいるのでしょうか。
起業 | 08:11 AM | comments (x) | trackback (x)
先週の日曜日3月31日 同志社大学寒梅館ビジネススクール213教室にて開催された第17回事業創造研究会に参加しました。

事業創造研究会は、元中小企業庁長官で前同志社大学院ビジネススクール教授の中田哲雄先生が会長として立ち上げられ、現在児玉俊洋教授が責任者として運営されている組織です。

研究会は、新たなビジネスを創り出すために、いかに考え、何をなすべきか。DBSで学ぶ思考と理論に現場で得る知恵と経験を融合し、活力ある新たな事業創造のための思考空間を拡大することを目的として活動しています。

この日のテーマは、「インキュベーションと産学公連携活動の現場」と題して、京都リサーチパーク株式会社総合企画部長 奥田浩二氏からの講演でした。
リサーチパークの活動の一部をご紹介いただきましたが、抱える人材や人脈、そして今までの実績など、持つ経営資源の豊富さは素晴らしく、京都イノベーションオフィスは遠く及びませんが、微力ながらも起業家を発掘し、育成するための活動を推進していこうと決意を深める講演でした。

京都イノベーションオフィスも、スモールオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスなどのサービスに加え、起業家育成のプログラムも準備してまいります。
起業 | 08:28 AM | comments (x) | trackback (x)
京都イノベーションオフィスで接客をしていて感じることは、最近近々創業予定という方が多くいらっしゃるということです。

日本の企業は3月末決算の会社が多いので、4月から事業年度が始まる会社は確かに多いですね。桜の咲く4月は入学、就職と何かを始める季節で、引越しなどの準備をするにも心地よい気候です。脱サラをして創業する方にとっては勤続年数で変わる退職金なども3月末が有利かもしれません。

でも別に創業って、4月にして事業年度を4月に始める必要はありません。もし何となく4月だったら、もしかしたらもう一度考え直した方が良い場合もあります。

まず3月決算の会社が大いため、税理士さんはどこもその2ヶ月後ぐらいが申告の書類作成で大忙し、小さな会社だと仕事を受けてもらえなかったり、手を抜かれたりしてしまうかもしれません。春に忙しい業種だと通常業務と申告業務のダブルの忙しさになる可能性も出てきます。また申告すると納税義務も発生します。売上が3月、4月に多い業種で代金回収がその少し後になる場合、キャッシュを手にする前に税金の支払いが発生したりする可能性もあります。

とはいえ、仕事の量や売上高に季節変動が無かったら、桜咲く4月創業や新芽が芽吹く5月創業って、やっぱりやるぞ!って気持ちが湧いてくる季節だと感じます。事業が花開く確率が高くなる気もしますし。創業は大変ですが、やっぱり夢を持って歩みだしたいですね。

もうすぐ創業される皆様、当レンタルオフィスにご縁のある無しにかかわらず、どうか頑張って下さい!
起業 | 09:00 AM | comments (x) | trackback (x)


 先日京都イノベーションオフィスに同志社大学院ビジネス研究科「ベンチャー企業経営講座」の方々が当オフィスを訪問されました。
 
同講座は、今年より同志社大学院に赴任されました児玉俊洋教授が担当されています。ジェフリー・A・ティモンズ(千本倖生・金井信次訳)(1997)『ベンチャー創造の理論と戦略』によるところの、ベンチャー企業のスタートアップ期、急成長期、成熟期、安定期の段階での事例研究に重点をおき、日本の製品開発型中小企業を中心にその事例を深めてきました。
 
児玉先生の事例の中で、日本の起業家達の勇気、忍耐力、思慮の深さなど見習うべき点は多くあり、自身自身が起業するために必要なことを多く学ぶことができました。そしてこの講座のメインイベントは講座受講生の自ら立案した事業計画の発表と講評です。私自身はこの京都イノベーションオフィスの事業計画を報告し、児玉先生や他の受講生から様々なアドバイスを得ることができました。

 この日は、丁度事業計画報告から4ヶ月経過し、その進捗状況を皆で評価していただく機会を持つことができ、充実した時間を過ごすことができました。今後は児玉先生や受講生の皆さんからのアドバイスをまた活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。そして読者の皆様同志社大学院ビジネス研究科は、なかなか優れものです。

京都イノベーションオフィスは、起業される方や、まだまだ小さい事業だけれどこれから成長していきたい方を支援するバーチャルオフィス、コワーキングスペース、スモールオフィスを提供しています。
起業 | 08:19 AM | comments (x) | trackback (x)

 東京出張の際、秋葉原でAKB48劇場の前を通りました。残念ながら公演は見ていませんが、武道館も満員に出来る超人気アイドルグループが公演するには地味な古いビルで、安売りショップやゲームセンターが入っています。
 先日の前田敦子のAKB引退公演は、250席の座席数に対し応募が23万通近くで当選倍率916倍のプラチナチケットでした。でも、2005年12月の柿落し公演の時は、観客はわずか7人だけだったそうです。そこで、秋元康は公演終了後その全員に会って直接感想を聞き、その後も秋葉原の若者が集まりそうな場所へ行っては、意見に耳を傾けていたそうです。AKBのメンバーも無料のチケットを配っていた子もいたとか…今をときめくアイドルグループにも、そんな時代があったのですね。それでもあきらめずに努力し、人の意見に謙虚に耳を傾けたから今があるのでしょうか。
 起業も立ち上げが一番大変だと思います。もともと著名人が相当の資金をつぎ込んでも苦労するのです。ましてや無名で限られた資金で始めた事業が初めからうまくいく可能性は低いと言わざるをえません。そこであきらめるか、踏みとどまってもう少し頑張るかが、結局成功を分けるのかもしれません。とはいえひとりで頑張るのは辛いもの、京都イノベーションオフィスは、そこで頑張る人をアドバイザー一同で応援していきたいと思っています。また当オフィス自体も、会員の皆様、応援して下さる方々のアドバイスを受けながら一緒に成長していきたいと願っています。もし、「こういうサービスがつ付いているスモールオフィスがあったらいいな。」や「こんなプランがあったらフリースペースを利用したい。」という方がいらっしゃったら、是非ご意見をお寄せください。出来る限りそうしたご要望を取り入れ、皆が使いやすいオフィスにしていきたいと思っています。
起業 | 08:00 AM | comments (1) | trackback (x)
京都イノベーションオフィスはSBI大学院大学と連携していますが、このSBI大学院大学からビッグなお知らせが届きました。
 日本最大級のベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントが大学と共同で、SBIグループ・ビジネスグランプリを開催します。業種を問わずビジネスプランや起業アイデアを広く募集し、最大1億円の出資検討対象として優秀なビジネスプラン案件をグランプリ審査に推薦します。もし起業を志している方がいらっしゃいましたら、既に686社に投資しているSBIインベストメントから、是非高額の出資を勝ち取って下さい。

詳細は以下の通りです。

「 SBIグループ・ビジネスプラングランプリ」

正式な審査の半年前に、業種を問わずビジネスプランや起業アイデアを広く募集し、 SBI大学院大学の講師陣による「ビジネスプラン診断」にエントリーして頂くことが前提となります。個別のビジネスプラン診断の結果を受けて、更にビジネスプラン・事業計画のブラッシュアップを図っていただき、半年後のグランプリへの正式応募を受け付けます。なお正式応募までに、 SBI大学院M BAプログラムの科目受講を経て、独創的で完成度の高いビジネスプラン・事業計画へのブラッシュアップを図っていただくプランもご用意しております。
正式応募の後、 SBIインベストメントの最大1億円の出資検討対象として優秀なビジネスプラン案件を SBI大学院大学がグランプリ審査に推薦します。「 SBIグループ・ビジネスプラングランプリ推薦制度」この制度はSB Iインベストメントの投資検討案件として、主に SBI大学院の学生(正科生・単科生・修了生 )の優秀な事業計画を推薦する制度です。

「ビジネスプラン診断からビジネスグランプリまでの流れ」
1.ビジネスプラン診断
「 SBIビジネスプラングランプリ」への正式審査を受けるには、半年前に「ビジネスプラン診断」を受けることが前提となります。この診断は、ビジネスプラングランプリ推薦制度への適用を前提としているため、以下の要件となります。
【対象】
・ 22歳以上で、大卒学部以上卒業者か、社会人経験が3年以上ある方
・起業プランを有している方、起業後のビジネス進展を望んでいる方
・半年後の大学院推薦により、 SBIインベストメントによる投資検討を希望している方
・実践的に学び、かつ自らのプランのブラッシュアップを厭わない方
・推薦制度の状況報告を公開されてもかまわないこと
【応募条件】
・日本語
・日本国外からの応募も可
・他のコンテストに応募・受賞していても可
【診断料】
・一般/単科生/修了生:1案件に付き 10,000円(税込み)
・ MBAコース在籍者 :無料

①下記サイトよりエントリー
https://www.sbi-u.ac.jp/ex-center/BPC_12_0823.html
②エントリー後、ご自身のビジネスプランや起業アイデアを提出してください。
【提出方法及び提出内容 】
メールにて、「テーマ」「概要( 400字程度)」と「ビジネスプランまたは起業アイデア(形式不問)」を件名とし、SBIビジネスプラン診断宛先: admin@sbi-u.ac.jpまで送信。
エントリー・ビジネスプラン提出締切り: 2012年8月2 3日(木)

エントリー締め切りは8月23日です。応募しないことには始まりません。先ずは急いでエントリーを
起業 | 08:00 AM | comments (x) | trackback (x)
今日、同志社大学院ビジネス研究科(MBA)「ベンチャー企業経営」の最終レポートを作成し、ようやく提出しました。

テーマは、(1)自らの起業を想定して、その事業コンセプトを提示する。その際、下記(2)の要素を盛り込むこと。
①起業動機
②強み(コア・コンピタンス)は何か
③どのような市場ニーズに対応するか
④起業家としてとるべき姿勢3点
⑤必要資源(人材、設備、資金、部品・材料等)の調達方法
⑥経営理念
⑦事業ドメイン(顧客層、顧客機能、どうやって)
⑧そのSWOT分析による評価
⑨ポーターの3つの基本戦略(コスト優位、差別化、集中化)のいずれか(またはブルー・オーシャン)を達成する方策
⑩バリューチェーンのどこに特化するか
⑪強みに関してVRIOはどこまで達成できるか

非常にヘビーな内容でした。しかし、実際にこの京都 四条烏丸で始めたこの「京都イノベーションオフィス」事業を振り返る良いきっかけになりました。

授業でのレポート報告の写真は京都イノベーションオフィスのfacebookページに掲載していますので、こちらをご覧ください。


起業 | 04:37 PM | comments (x) | trackback (x)

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