京都イノベーションオフィスは、京都市中京区の橋弁慶町にあります。橋弁慶町は、祇園祭橋弁慶山がある町内です。ご存知かもしれませんが、五条橋で牛若丸(源義経)と弁慶の出会いが舞台となった能「橋弁慶」が由来です。橋弁慶山は、応仁の乱前よりくじ取らずで、後の祭りの先頭だったことが明らかなようです。明治5年北観音山にその位置を譲りましたが、しんがりを努めていた大船鉾の再興により平成24年から先頭に復帰しました。
このような長い歴史を持つ橋弁慶町には、膨大な文書が残されています。そこには、それぞれの時代を生きた町の人々の様々な記録が書かれています。しかしその殆どが木片、和紙に書かれたのもであり、このままですと何れ朽ち、時の流れとともに失われていく運命にあります。そこで、私たちはこの貴重な記録が失われていくことを見過ごすことはできないと、当町のこの文書の解読と電子化のプロジェクトを開始することにしました。そこで、このプロジェクトの本格的始動にあたり、電子化をお手伝いいただけるボランティアを募集したいと考えています。
庶民の町に眠る古文書に興味のある方、是非この文書の電子化にご協力いただけませんでしょうか。ボランティアご希望の方は、京都イノベーションオフィスにて受け付けております。
関心のある方は、こちらからhttp://www.ki-office.co.jp/contact/index.htmlお問い合わせいただくか、075-251-8550までお電話ください。
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