当日は、東日本大震災から4年ということもあり、会員の自然文化創舎 君塚 孝一氏に、「想定すべき災害と危機管理」と題しての講演をしていただきました。
企業・公共団体・自治体などから様々な調査を請け負われたご経験から、想定すべき災害を差し支えない範囲でお話し下さいました。
自分なりに色々想定しているつもりでも、思いもよらない「危険なもの」に囲まれて生活している事に驚かされます。
規模の大小はあれ、天災や人為的なミスによって一歩間違えば大惨事となる可能性のあるものを扱う施設は、決して原子力発電所のような特殊なものだけではないという、当たり前のような事実に、普通に日常を送っていられることのありがたさを改めて感じずにはいられませんでした。
(災害に逢ってしまった時、自分や周囲の人を危険から遠ざけることができるかもしれない可能性は、その時の判断です。
慌ててとった行動が後々二次被害を自分や周りにもたらす事を予想できること。
敢えてしない事をとっさに判断できること。
情報を知っている事によりできる事・してもいい事を知っている事。
あらかじめ想定しておくことで、瞬時の判断だけでなく災害後の歩み方でも、物事が少しでも良い方向に向かうこともあるということです。)
君塚様の企業理念でもお話し下さった、科学に基く論理的思考と科学で未だ解明されてないこと経験を超えた叡智のような直観力の融合とが鍵となるのではないかということです。
以上
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