先月の日経新聞に「貧弱な賃貸住宅の設備仕様 先進国では日本だけ」という記事が出ていました。
日本ではキッチンなどの設備機器に持家よりグレードの低い「賃貸仕様」が存在しますが、こうした「賃貸仕様」があるのは先進国では日本だけなのだそうです。
SOHO烏丸の建築中に設計していただいた方々、建築に携わる方々、設備の購入にあたっていただいた方々がにことあるごとに口された「ここは分譲仕様ですから」という言葉。サンプルを見てもワクワクする様な仕様ですが、何故こうした仕様が一般的ではないのか何となくわかってきました。それはいざ賃料査定という時になると広さだけが問題になって、仕様はあまり考慮されないという事情があるからです。
でも4年間しか住まず、基本的に親のすねかじりの学生マンションならともかく、新婚時代を暮らす家や大事な子供が育つ家や創業期に仕事をする家が、貧しい仕様だったらやっぱり悲しい。そう考える方々のために、このSOHO烏丸は存在します。
大手デベロッパーの中には分譲仕様の賃貸を建築される所もあります。ただし、東京と比べると京都では限られた事例となります。またそうした分譲仕様の中には、全戸同じ仕様というマンションが存在します。全戸共通の壁紙や住宅設備を導入すれば、建築コストも下がるしその後のメンテナンスも楽になるからです。
でも、遊びに行ったお隣さんの部屋が自分の家と全く同じフローリング、壁紙、キッチン設備だったらいやじゃありませんか?きっとそういう住宅はマンションの住人同士が親しくなることを想定していないのだと思います。とはいえ何年も暮らす家だったら、ある程度の近所付き合いはしたいものです。マンションでよく起きるのが騒音問題ですが、上の階の住人と親しくなってどういう人かを知っていると、あまり音が気にならなくなったりするのだそうです。
SOHO烏丸では住戸の間取りプランは13タイプ、そのそれぞれに基本4タイプのフローリング・壁紙や建具のカラー、さらにはそれぞれ10種類以上のキッチン面材や浴室のパネルをご用意しています。今ならこうしたお色が選び放題です。
設備も上層階にはミストサウナがあったり、限定でIHコンロの部屋や戸建て用にしか供給されていない人工大理石シンクやひろまるコンロの彩コーデシリーズを導入したりと、賃貸でも心豊かに暮らしていただける住空間を目指しています。
SOHO烏丸、現在入居者募集中です。
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