京都イノベーションオフィスのビル1階には、飲み物の自動販売機が設置されています。
その隣には空缶、空ペットボトル、キャップを回収するための容器も置かれています。この容器から資源ごみを回収して下さるのは、基本的には自動販売機の設置会社さんです。
でも、時々回収容器から缶やペットボトルが溢れ出しそうになっていることがあるので、その時には自分たちで処理をしています。そして、その度にとても悲しい思いをします。
まず、溢れ出しそうな回収容器の蓋を開けると、たばこのむっとする様な匂いがします。上の方にある缶やペットボトルをごみ袋に移していると、次々に現れるのがファーストフード店の飲み物の容器や菓子袋などのごみ、そしてたばこの吸殻です。
またここに捨てて問題ないはずの缶やペットボトルも、手に取った瞬間に中の飲み物がこぼれでることも多いです。さらには、ずしりと重い容器の中には、水に使った沢山のたばこの吸殻が....左下の写真の缶、瓶、ペットボトルの中身は、どれもたばこの吸殻でした。
キャップ入れの中にも、たばこのパッケージがごみとして捨てられていました。
日本人には「おもてなし」の精神はあるのかもしれませんが、マナーの美徳はもう過去のものなのでしょうか。
自動販売機の会社の方にお聞きしたら、こうしたビルでは買ってその場で飲み物を飲む人はほとんどいないので、回収箱を置かない所も多いのだそうです。たばこの吸殻が多数捨てられている以上、マナーの問題だけでなく、火事など安全上の問題もあるので、残念ですが回収容器は撤去の方向で考えなくてはいけないと思っています。
でも、もし他に良い解決策があったら、是非教えて下さい。
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