京都の街には、そこら中に石碑や記念碑が建っています。
千年以上もの間都だったのですから、御所に近い上京区や中京区はそのどれかの時代には著名な政治家や芸術家が住んでいたはずです。街中至る所に碑があるため、3秒で読める石碑には目を留めても、じっくり読まないといけない記念碑・案内板の類は、毎日の様に通る道ですら気に留めたことがなかったりします。
でもたまに足を停めてじっくり案内板を読んでみると、新たな発見があります。読んで初めてその存在を知ることになる方にまつわる記念碑もありますが、「秀吉」「龍馬」「信長」といった超有名な人物にまつわる物も多いです。これが他の土地だったら、その地に聚楽第が再建されたり、龍馬公園が作られたりするのでしょうが、京都では遺跡は大概埋め戻され、歴史的人物にかかわる地にも全く関係ない飲食店がオープンしたりします。
特に聚楽第や大貴族のお屋敷などは広大でしたから、その地を保存したら京都の街中には住む所が無くなってしまうことでしょう。それでも再建された平安宮などは見てみたい気がします。
コラム | 08:25 AM | comments (x) | trackback (x)