京都に町家レストランは多いですが、路地の奥だったり、間口が狭かったりして見つけにくいことが難点です。でも、室町通り丸太町にあるこのちりりは間口が広くど~んと構えているので迷う心配はありません。街中にもかかわらず、お店の前面に駐車場も確保されています。
ここで供されるお料理は近江牛のしゃぶしゃぶや三元豚のつゆしゃぶです。どうしても近江牛はお値段が張りますが、三元豚の方はリーズナブルな価格でいただけます。0.8ミリの薄切りの豚肉をお湯に通すとちりちりっと白い花が咲くように見えるとのこと。この豚を白ネギ、柚子唐辛子をいれた特製和風仕立てのつゆに絡ませて食します。
お湯で余分な脂肪を落とした三元豚はあっさりしていて、いくらでもいただけそうです。ご飯、香の物、お蕎麦、デザートがついて、ランチなら2100円です。ゆったりした日本家屋で、お庭を眺めながら優雅なランチ、たまにはこうした時間を持ちたいものです。
これからの季節しゃぶしゃぶはちょっとという方には、お造りや豚の角煮の御膳もあります。
京のうまいもん | 11:20 AM | comments (x) | trackback (x)