京都のお地蔵さんは公園やお寺の敷地内などでもよく見かけますが、それにもましてよく見掛けるのは明らかに個人や商店の一角にあるもの。新しいマンションの一角にもけっこうあります。こうした敷地はどうされているのでしょうか。
下京区の図書館近くにあるこちらのお地蔵さんについてお話を伺う機会がありました。このお地蔵さんはしばらく近所のビル内に安置されていたそうですが、それでは可哀想なのでこちらのお宅を新築された時に引き取って家の前の道路脇に移してあげたそうです。
お地蔵さんを引き取るということは単に場所の提供だけでなく、当然にお花を供えたりお掃除をしたりといった労働提供も意味しますが、それを快く引き受けてご近所の方々と共にお世話されている姿に、ただただ頭が下がりました。
スタッフブログ | 08:21 AM | comments (x) | trackback (x)