祇園祭の後祭が再来年から復活することになりそうです。23日の山鉾保存会の会合で決まりました。
昭和40年までは山鉾巡行は八坂神社の神輿渡御に合わせて17日と24日の2回に分けて行われていましたが、翌昭和41年以降は17日に一本化されてきました。しかし、真夏に4時間半にも及ぶ巡行時間の短縮や集中する観光客の分散をねらい、神輿の露払いという祭り本来の姿に戻すという目的もあって後祭の復活となりました。
そして、この後祭りの先頭を行くのは、この京都イノベーションオフィスのある橋弁慶町の橋弁慶山です。我が橋弁慶山はくじ取らずの山であるため、毎回祭りの先頭を務めることになる訳です。前祭の長刀鉾と同じ役割ですね。ただし、後祭の山鉾はわずか10基と全体の3分の1以下、しかも山がほとんどで地味な印象、果たして盛り上がるのでしょうか?大丈夫です。何故後祭の復活が再来年かというと、この年幕末に消失した大船鉾が再建されて復活するからです。今生きている人はまだ誰も見たことのない大船鉾が後祭のしんがりを務めるので、盛り上がること間違いなしです。
橋弁慶山はこのシェアオフィスの隣のビルの前に建ちます。来年はまだ今までどおり山鉾巡行は17日のみのため、今京都イノベーションオフィスに入会されれば、これまでの祭と巡行が2つに戻ったあとの祭と2タイプの祭を間近にご覧いただくことが出来ます。祇園祭にあわせ、納涼会なども開く予定です。是非、入会をご検討下さい。
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