スタッフブログ


先日グランフロント大阪へ行く用事があり、昼食は「海老れんこん」というお店でとりました。連れはこの店のメニューの海老に惹かれ、私は蓮根餅の吸物に惹かれました。

ところが出されたランチの吸物に入っているのはどう見てもただの切った蓮根、そこでお店の方に尋ねてみますと、「すみませ~ん、蓮根餅の方を切らしておりまして、申し訳ないです。」との返事でした。時間はまだ正午前、蓮根餅を切らしたのではなく、もともと用意が無かったと思われます。お膳を運んで来た時にメニューと実際が違うという説明もありませんでした。



最近食品偽装が話題になっていますが、私にとっては芝エビだろうとバナメイエビだろうと、海老なら何でもいいのです。たぶん違いがわからないでしょうから。でも、私ですら蓮根餅と蓮根の違いは解るし、このふたつの料理はかける手間が違うし、そもそも蓮根の吸物だったら数多あるグランフロントの中でこの店を選ばなかったかもしれません。

もし海老が本当に車海老か尋ねたら、「すみませ~ん、車海老の方を切らしておりまして、今日はブラックタイガーです。」との答えが返ってくることはさすがにないのでしょうか。きっとこちらのお店のウリは海老で、蓮根餅に期待している客はいないと思っていらっしゃるのでしょう。

私共もお客様に対して常に誠実にありたいと思っていますが、誠実のレベルというのは難しいです。先日お越しになった見学者の方は他のシェアオフィスに決めようとしたが、いざ入会しようとすると初めの説明と料金体系が全く違って、安いと思ったところが結局高かったということをおっしゃっていました。

京都イノベーションオフィスは会員の種別によってご利用条件が異なる部分があるため、ご説明には注意を払っております。私共が重要と思うことを全く重要視されないお客様もいらっしゃれば、私共が小さなことと思っていることを重要視されるお客様もいらっしゃいます。何が重要かはお客様の判断であり、私共としては入会の判断を下されるために必要と思われる条件は、すべて事前ご説明するということに尽きるのだと感じています。

蓮根餅もお店の店名にもなっている看板メニューで、海老ではなくそれを目当てに入店する客もいるかもしれないので、オーダー前に蓮根餅を切らしていることをきちっと伝えるべきなのだと思いました。
スタッフブログ | 08:28 AM | comments (x) | trackback (x)

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