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京都の町家は間口が狭く奥行きの深いつくりが特徴で、ウナギの寝床と表現されています。これは間口の幅に対して課税されたため、 その税金対策として間口を狭くしたというのが一般的に知られている説です。しかしこれについては異論も多く、単純に通りに面する店舗の戸数を多くしようとしたことにより、必然的に間口の狭い家が多くなったという説もあります。ウナギの寝床と税金の関係はともかく、祇園祭の経費や伏見稲荷の祭礼の費用捻出のための寄付金集めが間口に応じてなされたことはあった様です。

その際の疑問がひとつあります。角家の間口はどの様に計算したのでしょうか?自分が属する町に面する側の間口だけを寄付の根拠にしたのでしょうか。それとも例え入口がなかったとしても、別の町に面するもう片方の間口分も寄付金を支払ったのでしょうか。その場合、単純に考えて寄付金の額は倍になりますが。

ちなみに橋弁慶町の町会に、角家は4つ共参加されていませんが、町会費は納められているビルもある様です。町会参加は南北の通りが優先なのでしょうか。そうすると東西の通りに面した町の場合、角家は含まれなくなりますね。町のあり方を考えていく上で、興味あるテーマです。
街づくり | 08:04 AM | comments (0) | trackback (x)
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