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ここはどこだと思われますか?
京都の郊外?いえいえ、れっきとした京都市内、それも上京区の千本通よりも内側で、今出川通りよりも南側です。
前から一度行きたかった「はちはち インフィニティーカフェ」さんにおじゃましました。いったいどこに迷い込んだのだろうと思うような、路地の奥の森の中の不思議な一軒家、木の陰からトトロが顔を出しそうな気がします。

はちはちでは、小麦酵母とライ麦酵母の2種類の天然酵母を使って、ドイツパンを製造販売されています。 昔はパン屋さんは森の中にあったのだとか。何故なら森の中の自然にある菌を取り込みながら、酵母ができあがるのだからだそうです。



一軒家の玄関の引き戸を開けて、靴を脱いで中に入るとそこは昭和の世界。卓袱台にお座布団を敷いて座ると、タイムスリップした様な感覚に襲われます。窓の外は森。ここで昼食をいただいたり、お茶したりすることも出来ます。

   

ランチタイム限定のセットは、軽くトーストしたドイツパン3種類4切にブルーベリージャムや花びらの様なチーズ、サラダなどをのせたオープンサンドと野菜が沢山入ったスープのセットです。どれも優しいお味で美味しく、固めのドイツパンはしっかり噛まないと食べられないので、自然と食材をゆっくり噛み締めて味わうことになります。ドイツパンは薄くてもしっかりつまっているので、これだけ食べるとおなかもいっぱいになります。

自然の中で、その恵みを噛み締めて、ゆっくり味わう、忙しい日常から離れてのんびりほっこり出来る空間です。ただし、この季節蚊の襲来にはご用心!
京のうまいもん | 08:00 AM | comments (x) | trackback (x)
  

京都には町家レストランが本当に増えました。大通りに面してそれとすぐ気付く町家も多いですが、ビルの脇をすり抜けていく様な町家も沢山あります。蛸薬師通にあるここ煌庵もそんなお店のひとつです。大丸百貨店に近いこんな繁華な場所のビルの奥に築100年の町家がまだ存在しているのですね。

   

ランチはいろいろありますが、左の日替わりランチは少しずついろいろ食べられます。平日1000円です。でも、一番人気と思われるのは右の担々麺セット、炒飯が付いて900円です。暑い夏こそ、このしびれる辛さがたまりません。他に体に優しそうな五穀粥セットや、石焼ビビンバ、五目餡かけ汁そばセットなどの軽いランチだけでなく、全7種のランチコースや贅沢なふかひれランチもあります。

お蔵を改装したお部屋などもあり、坪庭を眺めながらのんびりランチを楽しめます。
京のうまいもん | 11:00 AM | comments (x) | trackback (x)
   

烏丸三条を西に入った所にある伊右衛門カフェでランチしました。450年も続く京友禅の老舗千總の本社ビル1階にありますが、奥が広くとてもゆったりした和の空間です。

ランチは丼、カレー、パスタといろいろありますが、この日は鱧の天ぷら御膳を選びました。夏野菜と共にさくっと揚げられた鱧の天ぷらには特製梅ソースが添えられ、あっさりいただけます。やっぱり京都の夏に鱧は欠かせません。惣菜の小鉢、漬物、味噌汁とご飯が付いて千円です。

お茶をメインに扱うお店だけあって、食事と共に供されるお茶にもこだわりがあり、濃い目の煎茶で美味しいです。氷など入れず、常温に近い温度で出されるのも、体を冷やしすぎないという健康へのこだわりでしょうか。店内には書棚もあり、中庭を見ながら雑誌を片手にお茶するもの良さそうです。特に暑い夏には居心地が良く、長居してしまいそうです。
京のうまいもん | 05:00 PM | comments (x) | trackback (x)


先日ご紹介した松葉さんと同じ観音堂町の小路に、町家の麺屋さん、和醸良麺すがりさんもあります。小さなくぐり戸をくぐり、細い路地を抜けると中庭があり、そこに食券の券売機があります。

ここでは和牛ほそのらーめん、もつそば780円や豚バラ肉のつけめん800円などがいただけます。麺はそばの様な感じの定番の全粒麺か、ゆず麺から選択します。

 
写真のもつつそばは全粒麺で、和風だしのスープにチャーシューの代わりにもつが入っているという感じです。京風であっさりしていますが、ぷりぷりしたもつがアクセントになって美味しいです。

お店を出る時は裏に回らなくても、カウンター脇の扉から出られます。
京のうまいもん | 11:30 AM | comments (x) | trackback (x)
お昼ご飯に何を食べるかは、毎日迷うところです。昨日は洋食だったから今日は和食、でもお寿司も食べたいけど、天麩羅も食べたい、なんてことはありませんか?

そんな欲張りな要求を満たしくれるのがここ、小結棚町の小路にある松葉さんです。

   

こちらの松葉定食890円は天麩羅とお寿司の組み合わせです。写真のお寿司はちょっと食べてしまっていますが、全部で4貫と鉄火巻きが付きます。小鉢の他、選択で茶碗蒸しか赤だしかが付きますが、茶碗蒸しを選ばれる方が多い様です。

   

京都イノベーションオフィスから歩いて3分ぐらいの、風情ある隠れ家的小路でいただける満足感の高いランチです。
京のうまいもん | 12:06 PM | comments (x) | trackback (x)
   

昨日は東京から友人が来たので、糸仙で食事をした後、上七軒ビアガーデンへ行って来ました。朝に大雨が降ったのでいつもよりは涼しいこの日、屋外の席は心地よく、ビールが美味しいです。

ゆっくり飲んでいると、浴衣姿の芸妓さん、舞妓さんが順番に席にやって来て話し相手になってくれます。この日は6人の方がおられたそうですが、その内の3人の方が席に来てくれました。

   

席に着くと印にメニューに星やハート、ひよこなどのマークを付けてくれます。それぞれシール名刺も配って下さいます。

舞妓さんになるにはお置き屋さんに履歴書を送って面接があるそうですが、身長と体重が重要な要素で、あまり背が高いとおこぼを履くとさらに高くなってしまうので駄目だそうです。着物は着ること自体が重くて重労働なので、あまり痩せすぎている方も駄目だとか...

舞妓さんはお食事付きの住み込み生活でお小遣い制、お休みはお盆と正月だけだそうです。6年経ったら独立して、近くに部屋を借りて住み、もちろん自炊、お着物なども自分で用意することになるそうです。

昨日着ておられた様な浴衣なら、ひとりで5分で着られるそうです。それでも、やっぱり着物は暑いそうですが、お顔に汗ひとつかかず涼しい顔をされていて、やはりプロですね。
京のうまいもん | 08:04 AM | comments (x) | trackback (x)


菊水の井は、能楽「菊慈童」の「菊の露のしたたりを呑んで七百歳の長寿を保った」という故事に因んでいます。千利休の師、武野紹鴎は名水「菊水の井」を愛し、この地に大黒庵という庵を結びました。平成15年まではここに金剛能楽堂があり井戸も残されていましたが、能楽堂の移転にともない今は石碑のみとなっています。

祇園祭の菊水鉾もこの井戸から名付けられました。こちらの鉾会所で毎年7月13日から16日までお茶会が催されており、「祇園祭にちなんだお菓子を」ということで、亀廣永さんにより「菊水の井」の清涼なしずくをイメージした「 したたり」 が作られました。



「したたり」は、腰の強い丹波の寒天、沖縄波照間島産の黒砂糖、阿波産の最高級和三盆、上質のざらめなど選び抜いた素材と、京都の地下水を使って作られた琥珀色の寒天です。宵山の頃には一日に約七千人分を作るそうですが、すべて手作りでつくり置きはできないそうです。



後味がさっぱりして上品な味わいで、暑い時でもつるっと食べられる夏のお菓子です。
京のうまいもん | 09:00 AM | comments (x) | trackback (x)


先日ビルの停電に対応するため朝早く出勤しないといけなかったので、イノダコーヒーでモーニングをとることにしました。7時から11時限定で「京の朝食」1200円というメニューがあったので、それをオーダーしました。

まず運ばれてくるのは果肉入りフレッシュオレンジジュースです。次にスクランブルエッグ、厚切りのハム、生野菜サラダ、ポテトサラダ、にんじんのグラッセ、オレンジといったカラフルで新鮮な食材が山盛りのワンプレート。これにサクサクのクロワッサンと飲み物が付きます。

  

飲み物はアラビアの真珠と名付けられたハウスブランドのコーヒーをお願いしましたが、基本砂糖とミルク入りで供されるこのコーヒーは、その割合が丁度良く、ほど良い甘味で本当に美味しいです。

レトロな建物でお庭を眺めながらいただく野菜たっぷりの美味しい朝食、朝からとても贅沢な気分に浸ることが出来ました。早起きは三文の得とはよく言ったものです。
京のうまいもん | 07:00 AM | comments (x) | trackback (x)


河原町御池を一筋下がった所にある京料理とフレンチ割烹 龍の髭で宴会をしました。店名は渋谷の某有名店を思い起こさせる中華の様なネーミングですが、繊細な伝統の京料理の技と独創的なフランス料理の遊び心の融合をうたったレストランです。

   
 
コース料理は定番黒毛和牛の肉料理や丸ごと一匹のアワビや伊勢海老といった豊富な海の幸が提供されます。この時期は京都の名物鱧料理もいただけます。

   

旬の野菜や湯葉や生麩といった京都の食材を豊富に使った八寸を始めとする料理の数々は、目も舌も楽しませてくれます。締めの釜飯は5種類ぐらいの中から選べ、大人数だといろいろ試せますが、どれも違った美味しさがあります。繊細な料理にもかかわらず、ボリューム満点で皆大満足でした。

が、時間はかかります。10種類ぐらいのお料理を延々3時間、休みなく食べ続けていた様な...
京のうまいもん | 05:00 PM | comments (x) | trackback (x)
   

週に1度「おまねきの日」と称して、金曜日のみランチを提供される町家があります。
葭屋町通上長者町にある今原町家さんです。

器楽膳と銘打ったこの日のランチは、まず麩嘉さんのなま麸でんがく、入山豆腐さんの冷奴に本田味噌店の紅麹添えとご近所の老舗のうまいもんがふんだんに運ばれて来ます。入山豆腐さんのおあげの網焼き九条ぽん酢も供されます。シンプルな料理ですが、地元の新鮮な素材の味が活かされていて美味しいです。

   

ご飯は日本中歩き回っている写真家のご主人が一番美味しいと感じておられる周山の京北町のお米です。席から見える中庭にはどの季節に伺っても花を絶やさない様に工夫されています。鳥もいろいろと訪ねて来るそうです。この日は雀だけでしたが...

   

お昼の混雑時を過ぎていれば、西陣に近く昔は組紐屋だったという築85年の町家の中をご主人が案内して下さいます。外からはわからない2階のモダンな洋室ではワイン会なども開催されるそうです。お庭の水琴窟の音色も聞かせてもらえます。大時計のかちかちという音だけが響いている居間は心地よく、3時間も滞在していく方々もいるそうです。ただし、うなぎの寝床の家屋を中庭を抜けて流れる風を感じて欲しいというご主人の意向で、エアコンは基本使われないそうです。だから、暑がりの方は秋まで待ってから訪ねてみて下さい。
京のうまいもん | 11:06 AM | comments (x) | trackback (x)

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