スタッフブログ


昨日、とあるセミナーに参加しました。
セミナー会場について、まずコートを掛けようとして思わずその手を引っ込めてしまいました。黒いハンガーに埃が積もっていたのです。

たぶん夏の間はあまりコートを着ないので、前の冬が終わった4月頃から半年間ほとんどハンバーは使われず、埃が溜まってしまったのでしょう。立派なセミナー会場で、机も床も綺麗に掃除されていますが、ハンガーまでは目が行き届かないと思われます。でも、ハンガーは黒いので白い埃はよく目立ちます。

「人の振り見て我が振り直せ」です。セミナーからオフィスに戻った後、京都イノベーションオフィスのハンガーも拭いておきました。でも、先日引っ越ししたばかりでもあり、目立った埃はありませんでしたが。

会員の皆様に気持ち良くシェアオフィスをお使いいただくために、これからも頑張ってお掃除していきたいと思います。
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室町時代といえば、京都で200年以上も続いた重要な時代のひとつです。でもこの時代が時代祭に加わったのはわずか6年前の2007年からです。明治期に時代祭が始まった際、室町幕府を開いた初代将軍足利尊氏は、正統な天皇である後醍醐天皇を放逐した「逆賊」との見方から、室町時代列は作られなかったとされています。

室町時代列は6年前に衣装の新調などに約1億円をかけて新設され、足利将軍を中心とした幕府執政列と、風流踊りを舞う洛中風俗列の計約70人で構成されています。室町時代は京都の文化が花開いた大切な時代で、北山・東山文化の時代風俗の再現により、時代祭の時代に抜け落ちが無くなりました。
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京都にはそこら中に史跡の案内看板があるため、毎日の様に前を通る場所であっても、なかなかそれらをゆっくり読むことはありません。でも先日御池通で信号待ちをしていた時に、ふと道路の解説をした案内板が目に止まりました。



そこは京都イノベーションオフィスの西側にある室町通との交差点であったため、室町通に関する解説でした。室町通は平安京開設時の室町小路に当たり、足利義満がこの通り沿い、今の同志社大学の西側に当たる烏丸通、今出川通、上立売通、そして室町通に囲まれる地域に邸を造営しました。庭園に多くの名花・銘木を植えたため「花の御所」あるいは「室町殿」と呼ばれ、一つの通名が一時代の名称にまでなったのだそうです。

今まで全く気づきませんでしたが、確かに室町時代という時代があり、このオフィスを出てすぐ西に行った通りが室町通です。そして鎌倉や江戸など地名が時代になった例は多いですが、通名が時代名になったという例は他に思い浮かびません。呉服で栄えた時代も過去のものとなり今はごく普通の通りですが、実は室町通というのは時代にまでなったすごい通りだったのです。

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京都の中心部とは思えない、ほとんど手つかずのトトロの森の様な場所にドイツパン屋はちはちさんはありましたが、その帰り道、今時珍しい舗装のされていない路地を歩いていると、ひとりのおじさんに呼び止められました。よく見るとそこは小さな張り紙が...「遊・空間 U」と書かれています。

築100年の洋館を見せていただけるということで、誘われるままにその不思議な空間へ...

   

ここはまた大正時代へタイムスリップしてしまったかの様なレトロな空間。洋館なのに壁は土壁。何でもご主人のおじいさまが、日本建築の大工さんに外国の写真を見せて建ててもらったのだそうです。台所、トイレなどは後に増築されたとのことで、もともとは水回りの無い趣味の館だった様です。

でも、その頃からの大きな机やロッキングチェア、ランプや暖炉、年代物のブリタニカの百科事典などがあり、古い時計は針が止まっていて本当に実際に時が止まっている様でした。ここで何時間もぼーとしていく人もいるとのことです。

あとでいただいた冊子を見てみると、どうやらここはシェアスペース、月会費制になっていたのでした。ただし、電源やネット環境が整っていたとは思えないし、場所もちょっと不便なので、シェアオフィスというよりはシェア空間ですね。

1,000㎡の敷地の中には、はちはちも含まれていてこちらが大家さんの様です。畑にされている部分もある様ですが、基本は自然のままで、きれいに手入れされた町家の中庭とは違い、郊外の林の中という雰囲気です。そして会員さんは、花や果実を自由にいただけるそうです。展覧会やイベントの開催も会員は無料です。ただし、空いている時間はお昼頃から夕暮れまでだったり、会費も日常利用は1,000円だけど、たまにしか利用しない場合は適当だったり、かなりゆるい感じになっています。

隠れ家的に使いたい、どこか惹かれる不思議な空間でした。シェアオフィスとしては難しいけれど、きっと何か良い使い道があるシェアスペースです。
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京都イノベーションオフィスのビル1階には、飲み物の自動販売機が設置されています。
その隣には空缶、空ペットボトル、キャップを回収するための容器も置かれています。この容器から資源ごみを回収して下さるのは、基本的には自動販売機の設置会社さんです。

でも、時々回収容器から缶やペットボトルが溢れ出しそうになっていることがあるので、その時には自分たちで処理をしています。そして、その度にとても悲しい思いをします。

まず、溢れ出しそうな回収容器の蓋を開けると、たばこのむっとする様な匂いがします。上の方にある缶やペットボトルをごみ袋に移していると、次々に現れるのがファーストフード店の飲み物の容器や菓子袋などのごみ、そしてたばこの吸殻です。

またここに捨てて問題ないはずの缶やペットボトルも、手に取った瞬間に中の飲み物がこぼれでることも多いです。さらには、ずしりと重い容器の中には、水に使った沢山のたばこの吸殻が....左下の写真の缶、瓶、ペットボトルの中身は、どれもたばこの吸殻でした。

   

キャップ入れの中にも、たばこのパッケージがごみとして捨てられていました。
日本人には「おもてなし」の精神はあるのかもしれませんが、マナーの美徳はもう過去のものなのでしょうか。

自動販売機の会社の方にお聞きしたら、こうしたビルでは買ってその場で飲み物を飲む人はほとんどいないので、回収箱を置かない所も多いのだそうです。たばこの吸殻が多数捨てられている以上、マナーの問題だけでなく、火事など安全上の問題もあるので、残念ですが回収容器は撤去の方向で考えなくてはいけないと思っています。

でも、もし他に良い解決策があったら、是非教えて下さい。
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 境内南側の駐車場として使っている約2100平方メートルの土地をマンション開発業者に60年間の期限付きで貸し、老朽化した築130年の本殿や拝殿などの改修費用を借地料収入で確保するのだそうです。 マンションは地上3階地下1階35室で、2015年に完成予定です。

 梨木神社は京都御苑の東隣にありますが、寺町通よりも西にあるため、ほとんど京都御苑の中にある様なイメージがあります。あの場所にマンションを建てられるんだという印象です。京都三名水の一つとされる「染井の井戸」もあり、水を汲みに来る方々が絶えませんが、マンションを建てて水脈に影響は無いのか心配です。

 この建築計画は所属する神社本庁から承認されず、梨木神社は本庁から離脱して計画を進めたそうです。昨年には出世稲荷神社が社殿の修復費用を工面出来ず、千本通りの土地を売却し、現在そこでマンションを建築中です。また、新京極近くにある某寺院も、現在区外への移転を計画中です。

 観光寺院として入場料収入を稼げず、文化財指定がなく修復に対する助成金を受けられない京都の社寺は、こうしてどんどんマンションに代わっていくのでしょうか。京都の町には公園が少ないですが、社寺の庭園がなくなると京都の緑化率がどんどん下がっていきそうです。
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先週の日曜日、京都イノベーションオフィスから帰ろうとすると、駐バイク・駐輪場に見慣れないバイクが停っていました。この駐輪場の利用車はすべて把握しているのですが、バイクには駐輪許可証が貼られています。「あれ、おかしいな。」と思いつつ、ふと自分の自転車に目をやると、貼られているはずの駐輪許可証が無いではありませんか。

つまりこの違法駐バイクは私の駐輪許可証を剥がして、自分のバイクに貼っていたのです。でも、何十台も停めてある市営の大型駐輪場などと違い、数える程しか停まっていないビル前の小さな駐輪場です。しかも剥がした自転車の隣に堂々と停めているのです。

違法駐バイクもいけないことですが、調べてみると駐輪シールを剥がして貼るのは窃盗罪に当たる様です。こうなると、犯罪です。駐輪許可の期間の残りが被害額になる様ですが、京都イノベーションオフィスの駐輪許可証には期限が入っていないので、どの様に金額を算定するかはわかりません。

でも、路上に停めても(もちろんいけないことですが)、撤去はされなさそうな日曜日の夜に、わざわざ他人の駐輪許可証を剥がしてまで、他人の駐輪場に自分のバイクを停めたいものなのでしょうか。びっくりです。

ちなみに京都イノベーションオフィスは、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスのサービスだけでなく、駐輪場・駐バイク場も完備しています。
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先週末、京都市と京都府府警本部が主催する「自転車安全利用講習会」に参加して来ました。京都商工会議所で行われたこの講習会には、定員120名を上回る参加者があり、自転車の安全利用に対する関心の高さが伺われました。

講習では「自転車の交通ルール」について教えてもらったり、「なぜ、自転車事故は起こったか」というDVDを鑑賞した他、「自転車に係る犯罪被害の防止」や「駐輪場・放置自転車対策」についてのお話を伺いました。

この時教わったルールの中で、初めて知ったことがひとつありました。自転車で横断歩道を渡る場合、今まで自転車から降りて歩いて渡らなくてはいけないと思っていたのですが、歩行者の邪魔にならない様に注意すれば、自転車に乗ったまま横断して構わないということでした。

また京都市の犯罪の中で最も多いのが自転車盗難だそうですが、盗難にあう自転車の過半数が無施錠とのことです。特に戸建の家での無施錠の自転車盗難が多いそうです。皆さん、駐輪時には施錠をお忘れなく!
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祇園祭が来年から前祭と後祭に分かれて開催されることが正式に決定しました。山鉾巡行の後祭復活は1965年以来、実に49年ぶりとなります。

幕末に焼失した大船鉾が再建され、来年完成するのを機に後祭が復活する訳ですが、33基の山鉾の内前祭は23基で今までどおり17日の巡行、後祭はこの大船鉾と我橋弁慶山を含め10基で24日の巡行となります。

しかし、49年前の三条通や寺町通を通る後祭の巡行ルートは、現在高圧電線やアーケードなどで通行できないため、当面は現行の四条通、河原町通、御池通を通るルートを逆回りするそうです。後祭の代わりに毎年24日に行われてきた花傘巡行も継続し、一部ルートでは山鉾巡行に続きます。

「これでやっと祇園祭を見学することが出来る」 - 長年祇園祭に携わり、毎年行列に加わっておられた方々の感想です。確かに参加者は暑い中、決まった山鉾と一緒に歩くだけで行列の全体を見学出来ないのですよね。

ただこの後祭復活には、山鉾の数の偏りや警備の大変さなど異論も多いので、またすぐ1回に統一されてしまうかもしれません。ですから早速来年、祇園祭前祭の巡行を見学したいと思います。
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また今年も京都に地蔵盆の季節がやって来ました。
京都のお地蔵さんは本当に愛されていて、ビルに建て替えてもこうして壁の中にはめ込まれたり、壁の上に取り付けられたりして大事に残されています。



こちらのお地蔵さんの様に、URの住宅の建物内部に設置されるものもあります。

   

こうして駐車場の入口に残されているものや、マンションの入口に移設されたものも多いです。

ちょっと窮屈そうだったり、違和感のある設置場所もありますが、それでも撤去されることなく、こうして守り伝えていってもらえるお地蔵さんは幸せです。

普段はちょっと肩身が狭そうなお地蔵さんも、地蔵盆の間だけは主役に変身します。
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SOHOは24時間365日利用可能です。時間や曜日の利用制限のあるレンタルオフィス、SOHOが多い中、いつでも利用できる事務所は希少です。京都いのべーしょんオフィスは24時間365日どんな時でも利用可能です。


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